終了しました。
たくさんの方に観ていただくことができ、本当にうれしく思っています。
流星がそれぞれの上に
これからも 降り注ぎますように。
*出展作品はこちら
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栗原 葉子 写真展
「流星群が降ってきたときみたいに」
2008年8月16日(土)-8月31日(日)
co-fuque cafe
営業時間 : 12:00-20:00
定休日 : 火曜日・金曜日
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2008年、この夏の展示は無様なものにしたいと思いました。
ー あまりに迷いがなくて真っ直ぐて、稚拙で未熟で、
熱っぽさがくすぐったくて、思わず目を逸らしたくなるー
それでも何度も、時々は開いて指でなぞりたくなるアルバムのように。
今回の展示のタイトルに使わせてもらったのは、
もう何年も何年も前に、ひとりの男の子とやりとりをした言葉です。
この言葉には続きがあります。
「流星群が降ってきたときみたいに、
落ちてくるものすべてが痛いくらいにきれいだったのに 」
ひとつひとつを丁寧に手の中へ拾い上げては
ぎゅうぎゅうと抱きしめていた感触は
もう遠く小さくなってしまったのかもしれないけれど
それを痛みにも美しさにも思える瞬間がまだ、
このわたしたちの世界に
星のように降り注いでいます。
ちいさな星たちのいくつかを、
君にも渡してゆきたいと思っています。
2008年、大好きな夏に。葉子