photo exhibition
「まばたき、ひとつ」
2003.11.23(sun)~29(sat) 12:00−22:00
HongKong sweets cafe tim ma ma


まばたきのあとに
目の前に広がっている何気ない場面や瞬間を
ひとつひとつ大切に
自分の中に残していきたい。
  
だから、カメラのシャッターを切るように
まばたきをひとつしてみよう。


「まばたきの後に」
「まばたき、ひとつ」展、終了しました。
わざわざ足を運んでくださったみなさま、timのみなさま、
それからいつも見守っていてくれるみんな、
ほんとうにありがとうございました。
なんて贅沢な時間を過ごしてしまったんだろう。
今はそんな気分です。
夢だったかのように、写真展自体は通り過ぎていったけれど、
あの一週間のすべてがとても特別で大切な時間として
自分の中にずっと残ってゆくのだと思います。
今回強く思ったのは、
わたしは誰かに何かを伝えている(伝えたい)というよりも、
誰かにいろんな思いや気持ちを気づかせてもらっている(もらいたい)んだということ。
なんだか不思議と安心していたり、穏やかだったり、居心地がよかったり、
そういう時間の中では、そう感じる空間の中では、そう思わせてくれる人たちの中では、
わたしにも、まだやさしさのカケラや思いやりの端切れが
ちょっとくらい残っているかもしれない、と思えるのです。
だから自分のために、この写真展があったとさえ思う。
(不特定多数の人が目にする場所でやっておきながら、この発言は問題かな…。)
「こんなことが伝えたいんだ、表現したいんだ」ということよりも
誰かと繋がっていくための、誰かに「わたしはここにいる」というための
手段だったのかもしれない。
そしてそんな中で、誰かと共有・共鳴・共感が生まれていたなら、
これ以上の喜びはないです。
写真はまだまだ未熟です。言葉だって、甘っちょろいです。
でも、それをそのまま全部だしてしまえ!って思えたのは
あの場所・あの空間だったからだと思う。
そして、それは今の自分にすごく必要だったと思う。
これから、何を選び何を思いどんなふうに生きてゆくのかわからないけど、
大切なものは、そうそう変わらない。そのことだけは確信しています

「まばたきの間に」
11月29日(sat)
最終日。とにかくよく降る雨。
風邪さらに悪化。さらにぼーっとしてる。
それでもこんなにも、心地いいのはなぜだろう?
今夜は、何度も「泣きたい」と思った。
なんともいえない、何にもたとえられない、何にもかえられない、
かけがえのない時間だとおもう。
11月28日(fri)
6日目。
風邪悪化。
ぼーっとしてました。
ウクレレトークで、元気回復。
さみしさになんて、負けない。
11月27日(thu)
5日目。
終わりが近づいてるとふと思って
なんだか寂しくなる。
今日、新たにコンセプト的なものと自己紹介のプレートを増やしました。
おっ、写真展っぽいぞ。うん、うん。
11月26日(wed)
4日目。
「何を表現したいのか」についてたくさん話す。
自分の中途半端なところとか、見てみぬふりしちゃう弱さとか、
そういうところを突かれて「痛たたた・・・」って感じだったけど、
でも、全然いやな気分にならなかったし、
帰り道は妙に清々しかったです。
がんばって、表現したい「何か」を
いつか言葉に、そして、写真にしたいです。
11月25日(tue)
3日目。
お茶をのみながら、本を読んでいて、
ハッと我にかえって顔をあげると自分の撮った写真があって。
たまにぽつぽつ話して。
そういうあの場所に、今とても救われてます。
11月24日(mon)
2日目。
今日は次々と(本当に次々と!)知り合いが来てくれた一日で、
すごくうれしくて楽しかったです。
知った顔ぶれが店内を埋めている様子をみて、
自分のいる場所にとても感謝する。
うまくいえないけれど、感謝だと思った。
泣きたいくらいの、この心強さ。この安心感。
会えてよかった、話せてよかった、顔見れてうれしかった。
11月23日(sun)
初日です。
作品たちの落下場面に遭遇した方、どうもご迷惑をおかけしました。
ばっちり補強したので、明日からは大丈夫…なはず。きっと。
夕方からずっといて、ぼんやりながめていたのだけど、
なんだかまだまだ不思議な感じです。

「まばたきの前に」
11月22日(sat)
無事に搬入もおわりました。
相変わらず「悩まない」で、スムーズに。
どんな一週間になるのかな。
ドキドキです。
11月20日(thu)
もうすぐです。
楽しみです。
始まる前から思う。「終わらないで」と。
これが始まって、一週間がすぎて、終わってしまうと、
きっと、さみしいだろうから。
11月10日(mon)
展示する作品20点ができあがりました。
すごくすごく、大事なものができました。
うれしくて早速timに持っていく。
あの20個の言葉の中で、最後にできたのが
ともちゃんが好きだといってくれたやつです。
ああいう言葉が、今のじぶんから出てきて
ほんとうによかったって思う。
だから、こういう機会を頂いたことに
ほんとうに「ありがとうございました」って思ったのです。
11月9日(sun)
とりつかれたように、作品作りに没頭。
やりだしたら、止まらない。
部屋に並べて自己満足。まずはこれが大事。
11月4日(tue)
ゆーちゃんに、写真をみてもらう。
彼女の意見は全面的に信頼してるので
自分が好きだと思うものを、いいねといってもらえると
すごくほっとする。
家に帰って、展示作品の構成を見直す。
結局はなにもかわらないけど、
それでも今日の意見を思い返しながら。
いろいろ試したいことが思い浮かぶ。
でも、今の自分を過大に表現できないから
いつかまた機会があれば。
コトバがあれもこれもうかんで、何がよいのかわからなくなる。
出し惜しみは出来ない、
今持ってる100%ぜんぶを使い切ってもいい。
使い切りたいと思っている。11月1日(sat)
早く23日になってほしいと思う。
準備万端!だからではなく、
不安で怖いことは早く過ぎていってほしいから。
そして、
楽しみなことも、早く来てほしいからでもあります。
展示イメージを膨らますために、試しにちょっと並べてみる。
だいたいにおいて「試しに」=「完成品」になる。
いつもなんだってあんまり試行錯誤しない。
直感勝負。
10月27日(mon)
準備をしなければ!と思いつつ
写真をとることも、プリントすることも、言葉がうかぶこともなく
これまで撮った写真をボーっと眺めていました。
思ってることも、伝えたいことも、撮りたいものも
抱えきれないくらいあって、
それに押しつぶされてる。
10月24日(fri)
帰り道、もう22時を過ぎていたけど、
すがる思いでtimをのぞく。
あったかいミルクティーのんで、笑いながら話して
気分も落ち着いた。暖かい空間。
帰って、timのHPをみてみると、「まはたき、ひとつ」展の告知が。
ドキドキした。なんか、自分のことじゃないみたい。
このHPも見てくれる人がいっぱいいるんだろうなと思うと、
さらにドキドキしてしまう。
前向いて、感謝して、進んでいこう。
(HP遊びにきてくれた方、ごめんなさい。見所のなくて・・・。
ギャラリーのページも全然更新してないし・・・。
写真展おわったら、がんばりますので、見捨てないでくださいね。)
10月20日(mon)
フライヤー、配布はじめました。
自家製のため、限定枚数です。
肝心の写真の方は、勢いダウン。
多分、間近になると腹くくるとおもうのですが、
いろいろ悩み、自信をなくし、怖くなります。
なんでもそうなんだけど、
「もっとできるかも、もっとできるはず」って思いが強くて
なかなかゆったりした気持ちになれない。
ほんとね、全部全力でやりたいの。計算なんてできない。
それくらいに
ひとつひとつを大切にしたいんだよ。
10月14日(tue)
まばたき展をHP上に告知。
『まばたき、ひとつ』というタイトルは、あまり考えずに
最初に浮かんだものにしました。
ゆっくりとまばたきをしながら、素敵な場面を残してゆきます。
10月11日(sat)
秋の気配を感じはじめてから散歩ばかりしているけど、
その一ヶ月弱の散歩ライフのなかで撮りためた写真から、
20枚ほどプリントしてみる。
なかなかお気に入りのものがあって、
不安だったきもちが、すこし楽になった。
すこしづつ
撮りたいものを撮りたいように撮れるようになってきたのかな。
“今の自分”がすきだと感じる作品たちをみてもらいたい。
10月6日(mon)
timさんとの、打ち合わせ。
「timさんで、写真展やりたいーやりたいー」と
ひっそり言い続け、そしてその第一歩。
なんだか、とっても緊張。
プレッシャーというのかな?
なにはともあれ、いつもどこでも作品をみてもらうときは
胃が痛くなる・・・。
素敵なお店の雰囲気を壊さないように、
そして、できれば
お店と写真との[素敵な相乗効果]を
生みだすことができればいいなと思っています。
こころを込めて、準備してゆきます。

 

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